苦労人の皆さんにいきなり殴り殺されても何の文句も言えない、グータラな毎日でもせめて自分磨きをしたい(やらない)と常々思っているクエもんです。
E3 2019で勇者参戦が発表されてから今日で一年です。早いねー。
さっそく本題に入るよ。
・勇者は神
・勇者の性能評価
・ぼくの話
この3点について話します。
【勇者は神】
なんだこのやる気のない見出しは。でも要するにそういうこと。勇者が神たる所以をじっくり紐解いていくよ。と言っても、全部語ろうとすると時間がかかりすぎる。
最近、Twitterで「いいねの数だけメインキャラをポジる」のタグで勇者のことを持ち上げまくったんですよー。
— クエもん (@boquemondesu) 2020年6月3日
ここではツイートで割愛した内容を、ドラクエファンだからこそ気付けるような、勇者というキャラの完成度の高さについて掘り下げてみようと思う!
①キャラデザイン
デザインの作り込みがすごい!見た目や技アクションから原作愛がしっかり伝わってくる。
・全体的なモーションは桜井氏いわく「鳥山先生のデザインに合う元気なアクション」とのこと。FEのキャラに比べて剣技が力任せ感があってかわいい。
パッと思いつく限りドラクエ主人公の生い立ちで剣術を習ったことがあるのは4と6。8も王宮兵士だからやってるはず。(意外と少ない?)ソロとエイトはもうちょっと美しい剣術はできないのかよ!
・勇者って素の身体能力はそこまで優れておらず武闘家のパワーや魔法使いのスピードに劣っていることが多い。そのイメージに合わせて身体能力は抑えめ。魔法や自己強化特技、巧みな戦術で生き抜く様がいかにも勇者っぽい!
あとこのキャラ、逃げ戦法が有力なのは周知のとおりだけど、なんと言っても「にげる」はドラクエのお家芸だもんな。
さらに余談だけど、スマブラで下Bコマンドを開いて技を選ぶじゃんか。ドラクエと違ってスマブラの敵は行動選択を待ってくれずに殴ってくるんだよね。スマブラのゲームスピードについていけてない勇者はますますかわいい。
・呪文の種類がやたらと多い。炎雷風氷光闇の攻撃呪文に加えて強化呪文、移動に回復、そして究極呪文まで使えるってやりすぎだろ。これぞ何でもありのスマブラクオリティ。どんだけ需要分かってんだ。
呪文のデザインもイメージ通りで、しかもそれぞれの役割に個性がある。呪文だけでも深すぎる作りこみ。ルーラ、ザキザラキ、メガンテといった一癖ある呪文までスマブラに落とし込んだのは見事の一言。原作のマダンテ発動した時のあの爆発が完全再現されてるのとか鳥肌もん。
このように少し考察するだけで、いかに緻密に作り込まれているかが分かる。
②ファイター性能
ぼくは勇者のことを「エンジョイ向けのキャラ」として開発されたキャラだと思ってる。
すべてが面白い。楽しむためなら技術もいらない。勇者ミラーだとか勇者乱闘だとか、アホの権化だけどエンターテインメントとしては最高だよ。
実力の離れている学校の友達とも本気で楽しく遊べているのはこのキャラの存在が大きい。勇者は、桜井氏が掲げたスマブラの理想を体現してくれたんだと思う。
↑幾度となく擦ってきた桜井氏の名言
しかし彼はお祭りキャラとしての地位を確立するだけにはとどまらない。
キャラ調整班があまりにも優秀すぎて、ガチタイマンにおけるファイターとしてもどエラい完成度に仕上がってしまった。
開拓と努力がちゃんと強さに結び付く。後述するけど運だけのキャラじゃない。スマブラのスキルをしっかり身につけないと勝てないし、何よりやりがいもある。そして強い。
ドラクエ、スマブラ双方のファン。エンジョイ勢でもガチ勢でも。すべてのユーザーのツボを押さえながら、原作へのリスペクトにあふれた勇者というキャラの魅力。分かっていただけただろうか?
勇者制作の裏話をもっと知りたい人はこの動画の前半を参照してね。(特に勇者使い)
【勇者の性能評価】
上述の「お遊びで真価を発揮する」的な話とは切り分けて、ガチタイマンルールにおけるキャラパワーについての話。(オフ寄り思考)
結論から言うと、キャラランク上ではTOP30~40くらい。
ぼくは大した実力はないけど、キャラ理解には自信がある。絶対に半分より上の強さがあると思う。
TOP30以上、つまり明らかに勇者より強いと判断したキャラは「弱点が少ない、もしくは弱点が痛手にならない」というキャラが多い。んでTOP30~50あたりには「致命的な弱点を抱えてるけど尖った強みを持っている」みたいなキャラがゴロゴロ転がっている。知ってる人はよく知ってる。
そして勇者は、この尖った強さを持つキャラ群の中でも相当ポテンシャルが高い部類だと思ってる。いやポテンシャルじゃない。本当にキャラが強いと思うの。
破壊性能については今さら言うまでもないけど、破壊性能を抜きにしてもちゃんと技が優秀。そして今後、周りのキャラ対策が進んでいく中、勇者のキャラパワーを支えていくのは下Bなどではない。
この流れのまま、勇者の立ち回りについて少し話すよ。
Q. 勇者ってどうやって戦うんですか?
A. 小回りの利く地上技・空中技、そして基礎呪文3系統であるメラ・デイン・バギを使い分けて差し合いを行う。相手を怯ませたら、その隙に下Bコマンドを的確に選び、試合を有利に動かしていく。
これが一年でなんとなく分かってきた勇者のコンセプト。厳密にいえば、ぼくが理想とする勇者の戦術というわけ。重要なのは、差し合いにおいて基礎9呪文(実質8?)をしっかり機能させること。剣を使った各種A攻撃はもちろんのこと。
基本的に立ち回りは常に弱いため、差し合いのパーツをなるべく多く用意しておく必要がある。下Bは選択中とか前隙とかを潰されやすく、ニュートラル状況のパーツとしては使いにくい。(未確認ガチャを除く)
使ってる側からすれば、やっぱり運ゲーだなんてとんでもない。結局は普通のキャラと同じようにスマブラしないといけないんだ。
なおこの戦術は「勇者上達のために押さえておくべき基本」として想定している。飛び道具キャラとかは特にそうだけど、下B主体で立ち回ったほうがいいキャラもいるわけで。そのへんはキャラ対策ごとに臨機応変にやろうねってこと。
技選びだけじゃなくて、間合い管理とか位置取りとかもキャラ対策に根強く関わってくる要素になる。相手キャラとの向き合い方を頭で考えることも大事だけど、勝つためにやらなくちゃいけないのは、相手キャラごとに刺さる選択肢と動き方を判断・実行・対応するために考察と経験を積むこと。
ちなみに、「バギ系って強いの?」って疑問に思ったそこのアナタいるでしょう。ここだけの話、個人的にバギ系の評価はめちゃくちゃ高いです特にバギマね。勇者使い以外はあまり知らないと思うけど。
メラ系・デイン系・バギ系の3つはいずれもはっきりした強みと役割があり、どれが有能でどれが超有能なのか甲乙つけがたいところがある。マジでねぜんぶ開拓したほうがいいよー楽しいし。
実績ゼロの馬の骨からは以上です。参考になったら嬉しいな。
少し話を戻してキャラパワーについて補足。
強いキャラだと言い切ったけど、やはり安定感の無さは致命的。密着と着地の弱さはどうしても克服ができないのと、「運が良くて撃墜できた」の裏返しで「運が悪くて撃墜難になった」が容易に起こりうるという性質上、必ずどこかで下振れにぶつかってしまう。
以上の要素はプレイヤーの努力で乗り切るには限界がある。そこがキャラランクを中堅にとどめている要因でもあるのだけど。オフ大会ではA Tierベスト8が上限なのかなー、と勝手に思ってる。ぼくにはとてもそのレベルは無理なので、上位勢の人たちには、まだ見ぬ可能性を見せてくれることを心から期待しています。
あとついでにアストロンの前隙と後隙1Fにしてくれw
【ぼくの話】
身内やフォロワーの人なら知ってると思うけど、ぼくはこの一年とてもとても幸せだったし、これからも幸せなのね。
Xから始めてダラダラとスマブラやってて、このゲームつまんねーな〜とか民度ひっく〜ちょっと男子~とか何度も思ったけど、それでも続けていたことが報われた。きっと、この日々のために野良対戦に潜ってたんだ。
まだ気付いてない人もいるかも知れないけど、スマブラで何よりも素敵なことってなんなのか。ぼくはそれに気付いちゃったわけさ。
それは大好きなゲームのキャラを、大好きなゲームで動かして遊べること。ドラクエとスマブラっていうぼくが好きな2つのコンテンツの魅力を、一度に堪能することができる。今さらだけどこれってすごいことなんだよね。
さて、どうせなら最後に今後の目標でも書こうかと思ってたんだけど、ここまでの内容ですでに自分の思想を表現しきったし、目標なんか掲げてもしょうがないし誰も興味ないやんけと思ったので今回はここまで。C Tier大会リザルト入り頑張るよ!
読んでもらってありがとうございました~!
最後にお願い。
ぼくと同じように勇者使いで、ドラクエが好きで、そしてここまで読んでくれてぼくにスマブラユーザーとして興味を持ってくれている人がいたらDMで声をかけてほしいです!勇者の開拓とかドラクエとかの雑談に付き合ってくれる人を求めてます。出会い厨ではないよ。
ひとつはクソ暇ってのもあるんだけど、情けないことに諸々あって勇者使いに信用できない人が多くて、ぼくから声をかけられないからです。ちょっと今もとある問題を抱えてます。
傲慢に見えるかも知れないけど、話し相手に困っているのは本当だし、そもそもぼくはとても良い人なので是非ともお願いします!ではでは。